シテ島 ゴシック建築

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シテ島 ゴシック建築

イル=ド=フランス圏にはゴシック建築が多い。中心はパリであり、パリ発祥の地はシテ島である。そのシテ島のゴシックを堪能してみた。

ゴシックで建築技術が向上し、フライングバットレスなる技術により、教会の要求する高層建築が可能となり、壁量も減りそこにステンドグラスを嵌め、より内部に光を入れることでより神秘的な空間となっていく。シテ島の中にはノートルダム・パリ大司教座聖堂やゴシックの宝石箱サント・シャペル、それに隣接してコンシェルジュリー等のゴシック世界遺産がある。

ノートルダムのファサードはフランス革命以後、破壊されているがヴィクトル・ユーゴーの「ノートルダム・ドゥ・パリ」が人気となり19世紀中葉、再生の気運も高まり、ステンドグラスや尖塔にファサード彫刻等が修復されている。

ノートルダムの裏面から眺めるフライングバットレスは実に美しい。

形態
建築物
種別
調査・研究
所在地
フランス パリ1区・4区

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